Maximumについて
Maximumとは?
Maximumとは、ACM国際大学対抗プログラミングコンテスト(ACM/ICPC)へ参加し、良い成績を挙げるために、情報システム工学科 (現・情報工学科) 教授の呼び掛けで成立したプログラミング研究会です。
本会の目的は、プログラミングに対する興味を培い、プログラミングの腕を磨き、ACM/ICPC世界大会の出場を目指して、ACM/ICPC国内予選・アジア地区予選においてメンバー同士で協力し良い成績を収めることです。
ACM/ICPCへの参加に興味を持つ埼玉大学の学生ならどなたでも参加できます。
どんな活動をしているの?
練習会
通常は、入門講習会、実践講習会の2種類の講習会を、それぞれ週1回程度開催しています。
入門講習会ではC++の習得を、実践講習会では問題演習を中心に行います。
プログラミングコンテストへの参加
ICPC以外にも、多くの企業、大学の部がプログラミングコンテストを主催しています。 やる気のある人は各自それに参加してもいいでしょう。
Maximum-Cup の開催
AtCoder様のシステムをお借りして、不定期的にプログラミングコンテストを開催しています。 これまで開催した Maximum-Cup は以下の通りです。
ICPCについて
ICPCとは?
ICPCとは、ACM(コンピュータに関して最も権威のある学会)が主催する、国際大学対抗プログラミングコンテストのことです。
ICPCは3人1組のチーム戦です。各チームには1台のコンピュータといくつかの問題が与えられます。
そして、各チームは与えられた問題に対してプログラムで解答します。
最も多くの問題を、最も早く解いたチームが勝ちとなります。
埼玉大学から出場する場合、まず国内予選に参加します。
ここでよい成績を納めることができれば、続くアジア地区予選に進むことができます。
ここでは日本の上位校以外に、中国、韓国、インドなどから進出してきたアジアの強豪校と対戦することになります。
ここで上位の成績を納めることができれば、決勝である世界大会に進出できます。
ちなみに、2010年度大会では日本国内予選に、全国の大学から約300のチームが参加しました。
出場チームは年々増え続けており、大会も盛り上がりを見せています。
ICPCのルール
大会の公式言語
国内予選では、問題は日本語で出題されます。アジア地区予選および世界大会では問題が英語で出され、質問も英語でやらなければなりません。
参加資格
ICPCに参加するには、競技者3人、コーチ1人で構成されたチームを編成する必要があります。
すべての競技者は学部生、または大学院1年生でなければなりません。
また、すべての競技者がアジア地区予選への出場条件が4回未満であって、世界大会への出場経験が2回未満でなければなりません。
プログラミング言語
使用できるプログラミング言語は、C、C++、Java、Pythonです。サークルではC++、Python3を使います。
解く問題数と制限時間
国内予選は6問前後の問題を3時間半で解きます。アジア地区予選(オンサイト)では10問前後の問題を5時間で解きます。
勝者
制限時間内で最も多くの問題を解いたチームが勝ちとなります。同じ正答数なら、最も早く問題を解いたチームが勝ちとなります。
なお、間違った答えを提出すると1回につき、20分のペナルティが課されます。
辞書やライブラリなどの持ち込み
辞書やライブラリについては、紙で持ってくるのであればいくら持ってきても構いません。
ただし、電子辞書、PDA、携帯電話その他の電子機器の持ち込みは厳禁です。